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ぽこママぶろぐ
アドラー心理学を学ぶママの子育て日記
アドラー心理学

アドラー心理学流子育て 第1章「子育ての二種類の目標」

子どもを育てることは楽しい!でも、それだけじゃないですよね。

きっと、「どうすることがこの子にとって一番よいのだろうか」と悩みながら子育てをしているのではないかと思います。

そんな悩みや疑問に『嫌われる勇気』で一躍有名になったアドラー心理学がヒントを与えてくれます。

この記事は、アドラー心理学に基づく子育てについて説明していくシリーズの第1弾です。今回は、子育ての目標について説明します。

アドラー心理学とは

オーストラリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーさんの考えをもとに発展した心理学です。

そのままじゃん!

詳しくはおいおい記事にしていこうと思います。

アドラーさんは、争いや暴力のない人々が協力して支えあう、より良い社会を目指していました。そのためには、これから大人になっていく子どもたちへの育児や教育が有効だと考え、研究を進めました。

アドラー心理学流子育てを学ぼう

さあ!アドラー心理学流子育ての始まりです!

私は、今年から日本アドラー心理学会主催の「Passage(パセージ)」という育児プログラムで学び始めました。

つまり、アドラー心理学ド初心者です!しかし、初心者だからこそ初心者にわかりやすく、初心者がつまづきやすいところを拾って記事にできるのではないかと思っています。

現段階は、第1回の講義が終わったところです。

実際参加してみて、どんな形式だったかというと

・全8章からなるテキストを使って、数か月かけて学ぶ

・パセージリーダーを中心としたグループ学習

・次回までの宿題が出る

という感じでした。

感想です。理論を聞けば、「確かにそのとおりだな」「これは他の研修で似たこと聞いたな」と、正直目新しいことはそんなに多くありませんでした。

しかし、グループワークで実際やってみようとすると・・・

難しい!!!

理論に沿って、実際子どもにどう声掛けをしようか考えるワークをしたのですが、これは修業が必要であることを実感しました。

しかし、ここで折れてはいられない!次回までの宿題を現在がんばっています。

今のところの気づきとして

・ものすごく考えながら、子どもに声をかけるようになった。

・頭ごなしに「ダメ」と言わなくなった。

・子どもに接するときの自分の気持ちに目が向くようになってきた。

ような変化が私にありました。上手にできているかどうかは別として、自分の中で変化を感じられたことはうれしいものです。

さあ、それでは、いよいよ内容に入っていきましょう

今回の要点
  • 私には能力がある
  • 人々は私の仲間だ

と子どもが感じる対応をすることで、自立したうえで社会と調和して暮らせる大人に育つ

 

子育ての2つの目標

みなさんは、自分の子どもが将来どんな大人になってほしいと思いますか?

自分に自信があって、人生を楽しめる子になってほしい!

子育てにはこの「どんな大人になってほしいか=遠い目標」が大切だそうです。

当然のことですが、スポーツ選手がオリンピックで金メダルを取ることを遠い目標にするとき、日々の練習内容が重要になります。子育ても同じで、遠い目標を達成するためには、日々の親から子への対応が重要です。

いや、それはわかる。でも、どう対応したらすればいいかわからないのよ

「〇〇な大人になってほしい」という遠い目標だと、抽象的でどんな行動をすればいいのかわかりませんよね。

パセージでは、こんな子育ての目標を提案しています。

行動面の目標

1 自立する

2 社会と調和して暮らせる

心理面の目標

1 私は能力がある

2 人々は私の仲間だ

どういうこと?

ですよね!説明していきます。

行動面の目標

パセージでは、

「自立」したうえで「社会と調和して生きる」行動ができる人を目指します。

引用元:清野雅子・岡山恵実『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』小学館(2018)

当たり前じゃん!

そうなんです!でも日常生活で常に意識しているかというとどうでしょう・・・?

わたしは、正直、常には意識していないです・・・

次の項では、この「自立して社会と調和して生きる」行動=適切な行動と呼びますので、覚えておいてくださいね。

心理面の目標

アドラー心理学では、行動は信念から出てくると考えます。

引用元:清野雅子・岡山恵実『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』小学館(2018)

どういうこと?

例えば、目の前にお財布が落ちているとします。そして、子どもが拾って交番に届けたとします。これは、適切な行動です。しかし、その行動を支える心(信念)はどうでしょう?

交番に届けたらほめてもらえるかもしれない
交番に届けたらお金がもらえるかもしれない
持ち主が困っているだろうから交番に届けよう

1人目の子どもと2人目の子どもは、ほめてくれる人がいなかったり、お金がもらえないとわかったりすれば、お財布を交番に届けるという適切な行動をしないかもしれません。

一方3人目の子どもはたとえ「人から褒められる」「お金がもらえる」というような報酬がなくてもお財布を交番に届けるという適切な行動をするでしょう。

つまり、適切な行動をするためには、適切な信念が育っていることが必要なのです。

 

その適切な信念というは

1 私には能力がある

2 人々は私の仲間だ

の2点です。

子どもに関わるときに、「子どもは『自分に能力がある』って感じるかな。『家族は自分の仲間』って感じるかな」と考えながら対応してみてください。きっと、子どもへの言葉のかけ方や対応の仕方が変わってくると思います。

「私には能力がある」が何となくわかるようでわからない

そうですよね。とりあえず今は、能力のことを

  • 「自己管理の能力」・・・自分のことが自分でできる、筋道の通った考え方ができる、冷静な話し合いができるなど
  • 「貢献する能力」・・・どうすれば人の役に立つか考えることができる

と考えてください。これから自分の実践記録も投稿していくつもりですので、そちらも併せて読んで感覚を掴んでもらえるといいのではと思います。

まとめ

ここで最初に戻りますが、みなさんは自分の子どもが将来どんな大人になってほしいと思いますか?

自分に自信があって、人生を楽しめる子になってほしい!
大切な家族や友達に囲まれている子になってほしい
人に良い影響を与えられる子になってほしい

などいろいろあると思いますが、親のたいてい(ほぼすべて?)のめざす育児は、結局「自立したうえで社会と調和して生きる行動ができる人」ではないですか?

つまり、

要点

子どもが「自分には能力がある」「家族は自分の仲間だ」と感じられる対応をすることで、めざす育児を達成できる

ということなのです。

今回はここまでです。読んでくださりありがとうございました。私自身まだまだ初心者でパセージや本で学んだことを、自分の勉強も兼ねてここにまとめているという状態ですので、何か間違えがあった時はご指摘ください。

参考文献

  • 『Passage』,野田俊作,有限会社アドラーギルド(2005)
  • 『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』,清野雅子・岡山恵実,小学館(2018)