ぽこぶろぐ
アドラー心理学を学ぶママの子育て雑記ブログ
アドラー心理学

アドラー心理学流子育て 第1章④「子どもの困った行動…4つの対処方法」

ぽこです。今回もアドラー心理学にもとづいた子育て(パセージ)について学びましょう!

前々回、前回の2記事では、子どもの困った行動への考え方について学びました。

今回はいよいよ子どもの困った行動へどう対処すればいいのか、具体的な4つの方法について説明します。

それにあたり、押さえておいてほしいことがあります。

本記事で学ぶことは、

  • 子どもの困った行動をなくすためという目先の目的のためでなく
  • 子育ての目標を達成するための方法であること

ここをしっかりと忘れずにしてもらえれば、これからの子どもへの対応の仕方が変わってきます!少しずつでいいので、一緒にがんばっていきましょう!

子どもの困った行動への4つの対処方法

1 困った行動の文脈をよく観察しよう

子どもが問題を起こすと、すぐに解決したくなってしまいますよね。でも少し落ち着いて、一旦距離をおいてみてください。

そして、子どもを観察してみてください。

どんなことを観察すればいいの?
  • 「どんな状況のときに子どもはその行動をするのかな?」
  • 「その行動の前は何があったのかな?」
  • 「その行動の後はどうなったかな?」
  • 「私はどんな対応をしていたのかな?」
  • 「私の対応の効果はどうだったのかな?」

引用元:清野雅子・岡山恵実『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』小学館(2018)

上記のようなことを観察してみてください。

紙に書いてみるとより客観的に分析ができます。私もパセージの課題で分析シートを毎日書いています。実践記録もあったほうがより具体的なイメージがわくと思うので、いずれアップしていこうと思っています。

この観察が子どもへの声掛けのヒントになります。

2 困った行動へは、一切注目をしない

困った行動へは注目を与えないようにします。正の注目でも負の注目でも、注目を与えてしまうと、困った行動は続いてしまいます。

でも、子どもが人に迷惑かけているときに注目しないわけにはいかないわよ

そうですよね!ここが少しわかりにくいところかもしれません。

注目しないというのは、マイナスの感情を乗せず対応するということです。例を見ながら説明します。

例)子どもが友だちの顔をひっかいてしまいました。

すると、きっと親の心の中には

どうしてひっかいちゃうの!?困ったな

と、怒りや困った気持ちなどのマイナスな感情が出ます

こら!いけない!

と叱りたくなってしまいますよね。でも、その前にまず落ち着きましょう!

ふう~(深呼吸)

感情の落ち着かせ方は、自分に合うものでいいですよ!

マイナスの感情が落ち着いたら、とりあえず感情を乗せず、ニュートラルな気持ちで子どもに対応しましょう。

顔をひっかくのはやめようね

(友達から引き離す)

イメージはできましたか?

注目を与えないというのは、とにかく正の注目も負の注目も与えないということ、つまりプラスの感情もマイナスの感情も乗せないというです。

また、自分の感情の落ち着け方があるといいですね。方法は、例えば深呼吸、目を閉じる、一旦その場を離れるなどいろいろあると思いますが、自分に合うやり方をその場に応じてやってみてください。

3 適切な行動をしたとき、正の注目を与える

たとえちょっとしたことでも、適切な行動には、正の注目を与えます

例)

だいきくん
だいきくん
あ、ごみが落ちてる

だいきくんは、落ちていたごみをゴミ箱に捨てました。

ママ
ママ
だいき、ごみを拾って捨ててくれてありがとう。うれしいな。

ちょっとしたことでしたが、ママはだいきくんの適切な行動を見つけてプラスの感情で関心を示しました。きっとだいきくんは、「ぼくには人の役に立つ力がある」「ママはぼくのいいところを見てくれている」つまり「自分には能力がある」「親は自分の仲間だ」と感じたでしょう。

これが続いていくと、適切な行動は増え、不適切な行動は減っていきます

4 同じ状況での、より適切な行動の仕方を一緒に考える

親子関係が良ければ、不適切な行動の代わりにできる適切な行動を、子どもと一緒に考えることができます。そのためには、まず親がマイナスの感情を持たず、子どもと話し合えるようになることが重要です。

子どもと話し合う時には、まず子どもの考えをじっくり聞きます。親の考えを話すのは後です。

多くの場合は、答えは、子どもの中にすでにあります。答えを知らなくても、話しているうちに子どもが自分で見つけることができます。なので、親は答えが見つけ出せなくてもあせらず待ってあげてください。

また、答えが出なくても、子どもの話を十分聞いてあげたうえでの提案であれば、子どもは親の提案を聞いてくれるかもしれません。大人でも、自分の話をよく聞いてくれる人のアドバイスであれば、受け入れやすいですよね。

まとめ

今回は、子どもの困った行動への4つの対処方法について学びました。

まとめ

子どもの困った行動への4つの対処方法

  1. 困った行動の文脈を冷静に観察する…子どもへの対応のヒントを見つける
  2. 困った行動に注目を与えない…困った行動を繰り返させない
  3. 適切な行動をしたときは、ちょっとしたことでも正の注目を与える…適切な行動が増える
  4. より適切な行動の仕方を子どもと一緒に考える…適切な行動がとれるようになる

子どもが「私には能力がある」「親は私の仲間だ」と感じるかどうかをいつも意識しましょう!

参考文献

  • 『Passage』,野田俊作,有限会社アドラーギルド(2005)
  • 『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』,清野雅子・岡山恵実,小学館(2018)