ぽこぶろぐ
アドラー心理学を学ぶママの子育て雑記ブログ
アドラー心理学

アドラー心理学流子育て【第2章】賞罰のない育児①「子どもが適切な行動をする3つの場合」

ぽこです。今回からアドラー心理学流子育て(パセージ)の第2章に入ります。

第2章のテーマは「賞罰のない育児」。

今回はその中でも

  • 子育てがうまくいっている場合の子どもの適切な行動
  • 子育てがうまくいっていない場合の子どもの適切な行動

について解説します。

子どもが適切な行動をしているときって、「子育てがうまくいっている!」と感じませんか?しかし、実は必ずしもうまくいっていると安心できるわけではないのです…

今回の記事では、子どもが適切な行動をする3つの場合を紹介します。これを読むと、

子どもが適切な行動をする背景がわかります
子育てがうまくいっている場合の子どもの適切な行動のためにできることがわかります

もし読んでみて、うまくできている!と思えば、自信をもって続けてください。

うまくできていなかったと思えば、今気づいたことが幸い!と今日から気を付けてみてください。

ちなみに私は気づかぬうちに間違った対応をしていたことに気づき、大反省しました…(笑)しかし、気づけて本当によかったと思っています。一緒にがんばっていきましょう!!

子どもが適切な行動をする3つの場合

1.罰を恐れて適切な行動をする場合

子どものころ「宿題はやったの?」「勉強しなさい」と怒られたことはありませんか?

あったわ~!宿題嫌いだったもの

うちの場合は、きょうだいがよく怒られていました(笑)そして勉強嫌いでした。

勉強をしないと厳しく罰せられるようになっていると、子どもは勉強するかもしれません。

「勉強をする」ということは一般的には適切な行動ですよね。

しかし、罰と勉強がセットになっていると、子どもは勉強が好きにならないかもしれません。また、罰するのをやめると、たちまち勉強をやめてしまう可能性が高いでしょう。

伝統的な育児や教育では、罰をもって子どもを動かすこともありましたよね。罰の利点は即効性があることと言われています。しかし、長期的にみるとどうでしょうか?あまり良い方法とは思えませんよね。だから現代の育児では「ほめる」ことの重要性が叫ばれているのかもしれませんね。

2.賞を求めて適切な行動をする場合

罰がだめならほめればいいんじゃない?

残念ながら、パセージではあまり良い方法とは捉えていません。

例えば「テストで100点取ったら、ごほうびにおもちゃを買ってあげる」と子どもと約束します。すると、子どもは勉強するかもしれません。

しかし、子どもは勉強することの本当の意味はわかっているでしょうか?

んーあまりわかっている感じはしないかも…

きっとおもちゃ(賞)が欲しくて勉強しているだけの可能性が高いですよね。

私の知り合いのカウンセラーさんから昔聞いた話ですが、子どもに勉強させるためにごほうびを与え続けていたご両親がいたそうです。ごほうびがもらえるので、子どもは勉強をしていたのですが、ごほうびの要求がどんどんエスカレートしていき、最後はまだ運転できないのに車まで買え与えたという事例があったそうです。驚きですよね…

アドラー心理学以外の教育の研修や講演会でも、ごぼうびに物を買い与えるというのは良くないとよく聞きます。

じゃあ、物を与えるのではなくて、ほめるのはどうかしら?子どもはほめて育てようとよく言うわよね!

残念ながら、ごほうびは物だけとは限りません。ほめ言葉もごほうび(賞)となり得ます。親からほめてほしくて勉強をがんばるというのであれば、それも勉強をすることの本質からずれてしまいます。親の気が変わって突然ごほうびがなくなってしまえば、子どもは勉強しなくなってしまうでしょう。

え、じゃあどうすればいいのかしら?

それは勇気づけです!次を見てみてください。

3.適切な信念にもとづいて適切な行動をする場合

アドラー心理学が目指しているのは、子どもに適切な信念があって、その結果として適切な行動をすることです。

適切な信念とは、「私には能力がある」「人々は私の仲間だ」と感じていることです

これは、罰を恐れている場合や賞を求めている場合と違います。罰や賞は子どもの行動を外側から動かそうとする力です。一方適切な信念は、子どもの行動を内側から動かす力です。なので、本当の意味で子どもは自立しているのです。

まとめ

今回は子どもが適切な行動をする背景について3つの場合を紹介しました。

要点まとめ

子どもが適切な行動をする3つの場合

  1. 罰を恐れて適切な行動をする場合
  2. 賞を求めて適切な行動をする場合
  3. 適切な信念にもとづいて適切な行動をする場合
  • 適切な信念にもとづいて子どもが適切な行動をする場合が、本当の自立
  • 子どもの適切な信念が育つように援助しよう

参考文献

  • 『Passage』,野田俊作,有限会社アドラーギルド(2005)
  • 『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』,清野雅子・岡山恵実,小学館(2018)