ぽこぶろぐ
アドラー心理学を学ぶママの子育て雑記ブログ
アドラー心理学

アドラー心理学流子育て【第2章】賞罰のない育児⑤「勇気づけの子育て その2」

ぽこです。今回もアドラー心理学流子育て(パセージ)について一緒に学んでいきましょう!

今回は、褒めない、叱らない子育てである「勇気づけ」について、第2章で学んだことを踏まえた解説です。

第1章で解説した勇気づけが土台にあってこその今回の勇気づけとなるので、第1章の勇気づけを読んでいない方は、まずそちらをご覧ください。

2章では、賞罰のない育児について解説してきました。そして前回は、勇気づけの第一歩となる「子どもの話の聴き方」について解説しました。

話の聴き方はわかってきたけど、どうやって勇気づけをすればいいのかしら?

今回は、勇気づけの4つの大切な考え方を解説します。

この4つの考え方が実践できるようになると、

  • 親子が平等で対等な仲間と感じられる
  • 親子がお互いの違いを認められる
  • 親子が協力し合って生きていける

こんな親子関係に近づくことができるでしょう!

ふたたび勇気づけ

1.子どもを信頼しよう

  • 「どうせこの子にはできない」
  • 「私が守ってあげないと、この子は一人では生きられない」

こんな風に、親が子どもの能力を信じないでいると、子どもは「自分には能力がある」と感じられるようになりません。

子どもを信頼しましょう!

信頼って具体的にはどんなことをすればいいの?

子どもが自力でできそうなことは、親が手を貸さないで、子どもに任せてみてください

子どもが「私には能力がある」と自分を信じ、自立できるようになるには、自分で問題を解決した経験をたくさん持っていることがよいのです。

2.子どもを尊敬しよう

子どもが親を尊敬するのはわかるけど、親が子どもを尊敬するの?

そうなんです!

自分のことを格下と思っている人や、自分を認めてくれない人を「本当の仲間」と思えますか?

思えないわ…

お互い尊敬しあっていなければ、きっと子どもも本当の意味で「親は仲間」と感じてくれないでしょう。

3.子どもに感謝しよう

どんなことでもいいです。子どもに感謝して、感謝の気持ちを伝えてください。

例えば家事を手伝ってくれたとか。

でも、家事って家のことだから、協力して当たり前じゃない?

そうですよね。気持ちはすごーくわかります。

しかし、「当たり前」って思って感謝しないでいると、次第に子どもは協力しなくなってしまいます。

自分だって、仕事や家事を毎日頑張っているのに、パートナーから「そんなの当たり前でしょ」って態度でいられたらいやになってしまいませんか?

嫌だわ~!ひどいのが積もり積もると、離婚の原因にもなりそう。

逆に、ちょっとしたことでもパートナーから「ありがとう」と、感謝の気持ちを伝えられるとどうですか?

明日はおかず一品増やしてあげようかと思うかも

とてもうれしいですよね!

子どもにも感謝することを頭に常において、機会があるたびに感謝を伝えてみてください。

4.王様をやめよう 奴隷もやめよう

王様ってどういうこと?

昔の子育てでよくみられるように、親が王様のように子どもを支配する親子関係のことです。

しかし、現代の子どもは親が子を支配する親子関係を許してくれません。子どもは、男女が平等であるように、大人と子どもも平等であることを知っています。

親が子を支配する子育てでは、子どもは「親は私の仲間だ」と思ってくれないでしょう。

じゃあ、奴隷というのは?

親が奴隷のように子どもにサービスをして暮らすことです。

親がなんでも自分の代わりにやってくれる家の子どもは、「私は能力がある」「親は私の仲間だ」と感じているでしょうか?

自分のことを自分でしていないから、「自分に能力がある」とは思ってなさそう
仲間は…自分のことをしてくれるから、「親は仲間」とは思っているかしら?でも親を「対等な仲間」とは思ってなさそう

そう感じていそうですよね。これは、子どもによって感じた方は異なるので、全員に当てはまるという訳ではありません。しかし、当てはまるの可能性は高そうですよね。

アドラー心理学では、以下のような新しい親子関係を提唱しています。

  • 相互に尊敬しあう
  • 相互に信頼しあう
  • 平等で対等な仲間でいる
  • お互いの違いを認め合う
  • 協力し合って生きる

まとめ

今回は、賞と罰の望ましくない効果と子どもの話の聴き方を踏まえたうえでの勇気づけについて解説しました。

まとめ

勇気づけの4つの考え方

  • 子どもを信頼しよう
  • 子どもを尊敬しよう
  • 子どもに感謝しよう
  • 王様をやめよう、奴隷もやめよう

参考文献

  • 『Passage』,野田俊作,有限会社アドラーギルド(2005)
  • 『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』,清野雅子・岡山恵実,小学館(2018)