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アドラー心理学を学ぶママの子育て雑記ブログ
アドラー心理学

勇気づけってどうやるの?具体的な15の方法 【アドラー式子育て講座 第3章 課題の分離⑤】

こんにちは!ぽこです。

アドラー心理学式子育て(パセージ)について学んでいきましょう!

今回は、褒めない叱らない子育てである「勇気づけ」の具体的方法を解説をします。

この記事は、勇気づけの子育ての解説、全3回のうちの3回目です。

第1回、第2回の積み重ねがあっての第3回となりますので、ぜひこちらも目を通してみてください。

しかし、この記事から初めて読む方にもわかるように書くので、安心してくださいね。

子どもが困った行動をしたとき、みなさんはどうしていますか?

それは、叱ったり、注意したりするわ

では、逆に子どもがよい行動をしたときは、どうしていますか?

もちろんほめているわよ

残念ですが、アドラー心理学では「ほめる」も「叱る」もよい子育てとは言えません

え!じゃあどうすればいいの!?

それは、勇気づけです。

この記事では、勇気づけについて簡単に解説をし、勇気づけの具体的な15の方法を解説します。

ただし、1~11までは、すでに第1回、第2回の記事で解説してきていますので、簡単に紹介する程度にして、12~15の4つの方法について詳しく解説します。

勇気づけの子育てができるようになると

  • 子どもが「自分には能力がある」と感じ、自立した大人になることができます
  • 子どもが「人々は私の仲間だ」と感じ、社会に調和して暮らせる大人になります

勇気づけとは?

アドラーが長い研究の中で見つけ出した、子育てのある2つの目標に向かって、援助をしていくことです。

2つの目標には2種類あります。それは、行動面の目標心理面の目標です。

行動面の目標の内容は以下の2つです。

  • 自立する
  • 社会と調和して暮らす

さらに、この行動面の目標を支えるのが心理面の目標で、

  • 自立するには、「私には能力がある」と感じられるようになること
  • 社会と調和して暮らすには、「人々は私の仲間だ」と感じられるようになること

が必須となります。

これらの目標を達成することで、アドラーは人は幸せな生き方ができると考えたのです。

実際、アドラー心理学が開発された1920年代から現在まで、世界中で勇気づけの子育てがなされてきました。

その結果はとてもよかったのです。

勇気づけの具体的な15の方法

第1回と第2回で学んだ勇気づけ

  1. 適切な行動を見つけてフィードバックしよう
  2. 困った行動の中にある、良い側面を見つけてフィードバックしよう
  3. 短所でなく長所に焦点を当てよう
  4. 結果よりもプロセスを重視しよう
  5. 子どもの成長を見つけてフィードバックしよう
  6. 他の子どもと比較しないでおこう
  7. 親は子どもの味方でいよう
  8. 子どもの力を信頼しよう
  9. 子どもを尊敬しよう
  10. 子どもに感謝しよう
  11. 子どもを支配しない、子どもに支配されない平等な関係を作ろう

今日のメインはここ!4つの勇気づけの方法を詳しく解説

子どもを理解しよう

何をどうやって理解すればいいの?

解説しますね!

まず、何を理解するのかは、理解するポイントがあります。

起こった出来事について

  • どんなふうに理解しているか
  • どんな感情を持ったか
  • どうしていこうと思っているか

この3つを聴き取ってください。

そして、子どもを理解する方法は、ずばり、子どもの話を聴くこと!

もちろん「聞く」だけじゃだめですよ。

先ほどあげた、3つのポイントをわかってあげられるように「聴いて」ください。

「親に理解してもらえた」と感じた子どもは、「親は私の仲間だ」と感じて勇気づけられます。

冷静に話し合おう

親も子も感情的になっているときは、親は子どもを勇気づけることはできません

そういうこともあるわよね。どうしたらいいのかしら?

それは、両方の感情がおさまるまで待つこと。

落ち着いてからゆっくり話し合えば大丈夫ですよ。

子ども自身に考えてもらおう

子どもが失敗した時や間違えを犯したときは、指示するのではなく、子ども自身にどうするか考えてもらうことが大切です。

うちの子はまだ小さくて、一人で考えるのは難しいわ

子どもが自分で考えるのが難しいときは、話を聴いてあげてください

話を聴いてあげることで、子どもは様々なことに気が付き、自分でどうするか決めることができるかもしれません。

話をじゅうぶん聴いてからでも子どもが困っているようであれば、親から解決策を提案することも一つの方法です。

子ども自身が自分で考える経験を積んでいくことで、自分で考える力、自分で決める力が身に付き、「自立」へとつながります。

子どもを援助しよう

人はそもそも一人で生きていくことはできない生き物です。

子どもはもちろん、大人もです。

親はもちろん子どもを援助しなければなりません。

また、子どもも親を助けてくれます

子育てしてたり、仕事などで子どもと関わる方はそのような経験きっとありますよね?

私は子どもの笑顔だけででも助けられています。

助け合うということは対等な仲間であるということ

子どもを支配したり、子どもに支配されたりするよりも、対等な仲間でいることの方が、とても素敵な生き方だと思いませんか?(^^)

「あ、歌だ」で返そう

何となく、どんな態度でいればいいのかはわかってきたわ。でもどんな言葉かけをすればいいのかしら?

基本的には

  • 「私には能力がある」
  • 「親は私の仲間だ」

と、子どもが思ってくれるような言葉かけならOKです!

自分の言葉を自己点検していくことで、精度が高まってきます。

しかし、特にはじめのころは、なんて言葉をかければいいのか困ってしまいますよね。

そんな方に覚えておいてもらいたいのが「あ、歌だ」です。

・・・ありがとう

・・・うれしいな

・・・助かった

・・・大好き

まずは、「ありがとう」「うれしいな」「助かった」「大好き」と思うことを、子どもの日々の行動から探していけるといいと思います。

まとめ

全ての勇気づけの方法、解説し終わりました!

どうでしたか?

いっぱいありすぎて、何をどうしたら…

そうですよね(笑)こう見ると、たくさんありすぎて「う~ん」となってしまうかもしれませんね。

しかし、よく見てみると、普段から自然とやっていることもありませんか?

それに、全部やることは難しいと思います。

私もできていることとできていないことがあります。

初めて勇気づけに挑戦する方は、とりあえず❶から順番に挑戦してみるといいと思います。

全部がしっかりできていなくても大丈夫ですよ。

実際私も気づけたときに勇気づけをするという感じですし、少し勇気づけをするだけでも、思わぬ子どもの嬉しい反応があったり、成長に気づけたりします。

まずは、一つでもいいのでやってみてくださいね。

まとめ

勇気づけとは
  • 子育ての2種類の目標に向かって子どもを援助すること
勇気づけの具体的方法
  1. 適切な行動を見つけてフィードバックしよう
  2. 困った行動の中にある、良い側面を見つけてフィードバックしよう
  3. 短所でなく長所に焦点を当てよう
  4. 結果よりもプロセスを重視しよう
  5. 子どもの成長を見つけてフィードバックしよう
  6. 他の子どもと比較しないでおこう
  7. 親は子どもの味方でいよう
  8. 子どもの力を信頼しよう
  9. 子どもを尊敬しよう
  10. 子どもに感謝しよう
  11. 子どもを支配しない、子どもに支配されない平等な関係を作ろう
  12. 子どもを理解しよう
  13. 冷静に話し合おう
  14. 子ども自身に考えてもらおう
  15. 子どもを援助しよう
「あ、歌だ」で返そう
  • あ ありがとう
  • う うれしいな
  • た 助かった
  • だ 大好き

参考文献

  • 『Passage』,野田俊作,有限会社アドラーギルド(2005)
  • 『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』,清野雅子・岡山恵実,小学館(2018)