ぽこぶろぐ
アドラー心理学を学ぶママの子育て雑記ブログ
アドラー心理学

子どもが困っているときはどうすればいいの?子どもの課題解決を手伝うことができる3パターン前編 【アドラー式子育て講座 第4章 共同の課題①】

ぽこです。アドラー心理学に基づいた子育て(パセージ)ついて一緒に学んでいきましょう!

この記事では、子どもが自分の課題を解決できなくて困っているときに、親が手伝うことができるパターンを解説します。

子どもが勉強や友達関係などで困っているときに、口を出そうかどうしようか悩んだことはありませんか?

あるある!自分で考えさせた方がいいかなとも思うけど、困っている姿を見ると助けたくなっちゃう!

私も幼い息子が困っているときに手を出そうか悩みます。

しかし、案外親が手を出さなくても、子どもって自分で解決策を見つけ出して何とかしちゃうんですよね。

第3章の「課題の分離」では、子どもの課題に親が手を出しすぎてしまうことで、子どもの成長を妨げてしまう弊害などについて解説しました。

子どもの課題を手伝うか手伝わないかの判断って難しいですよね。

しかし、子どもの課題には、親子の「共同の課題」にして親が手伝ってもよい3つのパターンがあります。

この3つのパターンがわかると、子どもが困っているときに手を出していいのか、いけないのかが判断できるようになります。

子どもの課題を子どもに任せ、必要な時に手伝ってあげることで、子どもは自立の力や社会と調和して生きる力が身につくでしょう。

長くなってしまうので、今回はまず3つのパターンのうちの1つを解説します。

はじめに親の課題と子どもの課題を分けよう(課題の分離)

子どもの課題の解決を手伝ってもよい3つのパターンを知る前に、親と子の課題を分ける、「課題の分離」の方法について知っておいてください。

そもそも子どもの課題が何なのかわかっていないと、助けようがないですよね。

すでに課題の分離についての記事を読んでくださっている方は飛ばしてもらって大丈夫です。

課題の分離とは、ある課題が誰の課題であるか分けて考えることです。

そして、課題の分離の方法は「問題の結末が誰に降りかかるか」を考えることです。

例えば、子どもが宿題を忘れた場合、子どもが困るので子どもの課題です。

また親は、子どものが宿題を忘れていくんじゃないかと心配になって、子どもに声をかけたくなるかもしれません。

これは、親が勝手に心配していることなので、子どもには関係ありません。

つまり、心配な気持ちの解消は、親の課題です。

何となく感覚はつかめたでしょうか?

課題の分離をして、親は子どもの課題に手を出さないのが基本です。

では、次は親が手伝ってもよいパターン3つについてです。

親が子どもの課題解決を手伝ってもよい3つのパターン(1/3)

もう一度あえて書きますが、子どもの課題は、原則子どもに解決してもらいます。

自力でうまく解決できれば、子どもは「自分には能力がある」と感じ、それが自立の力につながっていきます。

しかし、親が代わりに解決してしまうと、子どもは「自分には能力がない」と感じてしまうかもしれません。そうなると自立の力は育ちません。

言葉ではっきり頼まれてから手伝おう

課題を解決できなくて困っている子どもが、手伝ってほしそうなそぶりをしているだけの時は、手伝わない方が良いとアドラー式子育てでは考えます。

言葉ではっきりと頼まれたら、子どもの話をよく聴いたうえで手伝ってあげることができます。

例えば、子どもが袋からおもちゃを出せなくて困っているとします。

これだけだと、おもちゃで遊べないという結末は、子どもだけに降りかかりますから、子どもの課題です。

しかし、この時に「おもちゃ取って」とはっきり子どもから頼まれたら、子どもの話をよく聴いたうえで取ってあげるのが一つの方法です。

ちなみにこれは実際にあったことで、私の1歳の息子がおもちゃを出せなくて困っていたので、良かれと思って私が出してあげたら、息子にすごく怒られたのです。

どうやら息子は自分でやりたかったみたいです。

「まだ言葉が話せないから」と勝手に判断してやってあげてしまったのはいけなかったと反省しました。

実際、息子は1歳ながら困って何かしてほしいときは、私の手を引っ張ります。言葉が話せないなりに自分にできる頼み方をきちんと考えているのですね。

また、場合によっては、「お手伝いできることはあるかな?」と尋ねてみることも一つの方法です。

「手伝って」と言われたら手伝うことができます。

何も言わないか、「手伝わなくてもいい」と言われれば、子どもに任せます。

引き受けることも断ることもできる

子どもから頼まれたときに、親は引き受けることも断ることもできます。

また、折衷案のような方法もあります。

引き受ける、断るのパターンをまとめると以下のようになります。

子どもに頼まれる

  • 引き受ける
  • 断る
  • 部分的に引き受けて、部分的に断る

子どもの話をよく聴いたうえで判断してみてくださいね。

また引き受ける場合は、どの程度手伝うのか、どういうことを手伝わないのかを事前に話し合っておきましょう!

まとめ

今回は、子どもが自分の課題を解決できなくて困っているときに、親子の「共通の課題」にして親が手伝うことができる3つのパターンのうちの一つを解説しました。

まとめ
  • はじめに、親と子の課題をはっきりさせておく
  • 子どもから言葉ではっきり頼まれたら、子どもの話をよく聴いたうえで手伝うかどうか考える
  • 子どもから頼まれたらできることは、「引き受ける」「断る」「部分的に引き受けて、部分的に断る」
  • 引き受ける場合は、どの程度手伝うのか、どういうことを手伝わないかを話し合っておく

参考文献

  • 『Passage』,野田俊作,有限会社アドラーギルド(2005)
  • 『3歳からのアドラー式子育て術「パセージ」』,清野雅子・岡山恵実,小学館(2018)