ぽこぶろぐ
アドラー心理学を学ぶママの子育て雑記ブログ
アドラー心理学

毒親のトラウマから救ってくれた友人のキツイ一言-アドラー心理学で考察

こんにちは。ぽこです。

過去記事でも少し触れていますが、ウチの親は毒親だと認識しています。

両親はとても仲が悪く、その姿を嫌というほど見せられてきたので、いつのまにか私は、

「私は、あの二人の子どもだから、幸せな結婚や恋愛ができるはずがない」

と本気で思っていました。中学生ころからだったと思います。

ところが、大学生になって友人からとある一言を言われて、頭をガツンと殴られたような衝撃を受けました。

先に言ってしまうと、

「もう大人になっちゃたんだから、そんなこと言ってられないよ」

と言われました。

そして、その言葉が私の「幸せな結婚や恋愛ができるはずがない」という信念を変えていくきっかけになりました。

ちなみに今、私は結婚して一児の母です。とても幸せです

この言葉は、10年以上たった今でも私を支えてくれています。

そこで今回は、

  • 毒親育ちというトラウマの解消のきっかけになった友人の言葉
  • どうしてその言葉がトラウマの解消になったのか、アドラー心理学を学んで考えた自分なりの考察

についてつらつらと書いていこうと思います。

どうしてこの記事を書こうと思ったのか、それはアドラー心理学のベストセラー『嫌われる勇気』を読んでいたときに、「あ、これ自分のことだ」ととても腑に落ちたところがあったんです。

自分の中だけにしまっておくことがもったいないなと思って記事にしてみました。

正直、「毒親」という言葉に抵抗を感じる方もいると思うので、自分の親を「毒親」と呼び、さらに自分の経験や考えを述べることは怖いところがあります。

しかし、私もかつて毒親についてのブログにとても救っていただいたので、私も自分の親のことで悩んでいる方へのエールになるといいなという想いもあります。

どうぞ、「こんな考え方もあるんだな~」と思いながらゆるく読んでいただければと思います。

毒親育ちのトラウマ解消のきっかけとなった友人の言葉

両親の不仲をみて育った子ども時代

私の子ども時代は、毎日のように夫婦喧嘩を見せつけられ、怖い、悲しい、辛い、無力感という気持ちをたくさん抱えていました

また、母の愚痴聞き役でもありました。一番古い記憶だと、小学生のころから、父の愚痴、ご近所さんの愚痴、祖母の愚痴、親戚の愚痴、男女不平等への不満、お金の問題などなど、たくさん聞いてきました。

特に父の愚痴についてはひどいものでした。

そんな子供時代を過ごしてきて、本気で「私はあの二人の子どもだから、絶対幸せな結婚はできない。だから結婚してはいけない」と中学生のころから思っていました。

そこから大学生になるまで、その信念は全く変わりませんでした。

それどころか、両親の不仲の記憶は、しょっちゅう私の心の中をかき乱しました。

ガツンと来た友人の一言

大学3年のころ。心理学のゼミに入りました。

そこで出会った仲間たちは、心から信頼できる友人となりました。

私は、元々おしゃべりであったのもあって、自分の家族のことをしゃべりまくりました。

そして、どんどん自分の悩みも話すようになり、何度も何度も話を聞いてもらいました。

友人たちは、何度も何度も励ましてくれました。

今考えれば、本当によくこんな暗くてしつこい話を粘り強く聞き続けてくれたなあ、と本気で思います。

感謝の言葉しかありません。

ある日、また私が家族のトラウマについて話していると、友人から衝撃の一言をもらいました。

「でもさ、もう大人になっちゃたんだから、そんなこといつまでも言ってられないよ」

と。

もう少し補足すると、「いくら親に傷つけられた経験があっても、大人になった以上これからの自分の行動の責任は自分でとっていかないといけないよ。もう親のせいになんてしていられないよ」という意味でした。

ガツン!!!と来ました。

「キツイ!!!なんで私がこんなにつらい思いをしているのに、そんなこと言うの!?」

と、正直その時思いましたが、それと同時になんだかとても納得してしまったんです。

「あれ、ほんとだ。これからは、自分で何とかしていかなきゃいけないんだ」

と。

厳しい現実ですよね傷つけてきたのは親なのに、心の傷の修復や、心の傷に影響されている行動の責任は自分で取らないといけないのです。

そんな厳しい現実を友人は教えてくれたのです。

この時から何となくですが、トラウマがあっても、自分のこれからの行動は自分で何とかしていくしかないと考えるようになりました。

これが後に私の親からの精神的な自立の大きな一助になったと確信しています。

そして、10年以上たって私は幸せな結婚生活を手に入れることができたのです。

衝撃の一言をアドラー心理学から考察

トラウマは存在しない

現在、我が家ではアドラー式子育てを実践中です。

その延長で、アドラー心理学のベストセラー『嫌われる勇気』を読みました。

そこで衝撃な一文と出会いました。

「トラウマは存在しない」

え~!!じゃあ、私の今までの苦しみは何だったの!?

と正直アドラーを少し恨めしく思ってしまいましたが、これには大切な続きがあって、

「だから人は変われる」

と、アドラーは言いたかったのです。

『嫌われる勇気』で説明されている内容をざっくり説明します。

引きこもりの青年が本当は外に出たいのに、トラウマ(心の傷)のせいで部屋の外から出られないでいます。

つまり青年は、トラウマという「原因」があるから、引きこもりという「行動」をせざるを得ないのです。

いやいや違います。

今の行動を決定するのはトラウマと言う「過去」ではありません。「目的」です。

青年は、「外に出ない」という目的を達成するために、道具として外に出ることへの恐怖や不安というような感情を作り出しているのです。

今、青年は「外に出ない」ことで何かのメリットを得ているのです。

だって、仮に青年と同じ経験をした人が必ずしも引きこもりになるとは限らないじゃないですか?

経験(原因)が行動を全て決定づけているのであれば、青年と同じ経験をした人は、全て引きこもりになってしまうでしょう。

でも、そんなことないですよね?

経験(原因)と行動の間に一つ抜けているものがあるんです。

それは、「経験の意味づけ」です。

意味づけの仕方でそのあとの行動は変わります。

だから、誰かが青年と同じ経験をしても引きこもりになるとは限らないのです。

つまり、どんな経験をしても、その後の行動は自分で選ぶことができるのです。

経験(原因)にとらわれている限り、一歩も前に進めませんよ。

こんな感じです。

厳しいですよね~!

ただ、私はこれを読んで「あ、あの時の友人の言葉だ」と思ってしまったんです(笑)

私の友人はアドラーなのか!?

友人、ズバッと指摘してくれました。

もう大人になっちゃったんだから、そんなこといつまでも言ってられないよ

つまり

いつまでも過去にとらわれている場合じゃない。

これからの行動は自分で変えていかなきゃいけないよ!

アドラーと言ってること同じじゃないですか!

私は、友人にこの言葉をかけられたとき、「いつまでも甘えてるんじゃない!!」ってお尻を叩かれたような気持ちでした。

(過去の記憶で苦しんでいる方たちに「甘えるな」って言っているわけではないですよ!毒親の記憶の苦しみは充分すぎるほどわかっているつもりです。)

そして、「あれ、ほんとだ」と納得してしまって、今まであんなに執着していた過去から少し離れることができました。

今となっては、「私は毒親にとらわれない、自由な身~♪」くらいの気持ちです。(ここの域にたどり着くには、まだまだまだまだま~~~だ様々な過程がありましたが)

それって、やはり結局は「経験の意味づけ」によって、自分の行動、そして人生を変えることができるっていうことなんですよね。

友だちから、このキツイ言葉を言われたときは、本当にきつかった!!!

だけど今となれば、あの時、この言葉と出会えてなければ、今の私はずっと毒親の精神的奴隷だったかもしれないと恐怖しかありません。

ありがとう、わが友よ!

まとめ

今回は私が書きたかったことをつらつらと書いていくブログとなりました。

いかがだったでしょうか?

きっと友人の言葉は、毒親育ちではない方には「え?当たり前じゃん」と思ったかもしれません。

しかし、毒親育ちの方にとっては、この上なくキツイ一言だったでしょう。

私は本当に信頼できる友人からの言葉だったので、素直に受け入れることができましたが、きっと知り合い程度の人に言われたら完全心を閉ざしてしまってもおかしくないと思います(^^;

私も毒親の記憶や影響の苦しみは、充分すぎるほどわかっているつもりです。

なので、これはあくまで私の体験と言うことで考えておいていただければと。

それでは今日のまとめを一言で

今日のまとめ

どんな経験があっても、行動は自分で選べる。勇気を持って!!

二言になってしまいました。

「勇気を持って」は、もはや私の願いです。

どんなに毒親の記憶が辛くても、自分を変える力を人間はみんな持っていると、私は信じています。